「シリアナ」 [映画さくいん(サ行)]
難解、眠くなる、などなど芳しくない感想を沢山見聞きしていたので、
観なきゃと思いつつ先延ばしにしていた昨年の意欲作。ホントは劇場で
観る予定だったのですが・・・(マット出てるし。)
石油利権が渦巻く中東を舞台にベテランCIA工作員(ジョージ・クルーニー)
の暗躍を描いた政治ドラマ。
あらゆる立場の人々の物語が複雑に絡み合い、石油業界の陰謀を
あぶりだす群像劇。
監督、脚本は「トラフィック」でアカデミー脚本賞を獲得したスティーヴ・ギャガン。
原作は元CIA工作員ロバート・ベアの告発本「CIAは何をしていた?」
で、感想。
なんだ、結構おもしろいじゃないの。
確かに予習は必要な社会派ドラマだけど、いかにも現実にありそうな話だし、
頭使う映画はキライじゃないからこういう映画もいいわ。
やっぱり百聞は一見にしかず。
自分で確かめないといけませんね。
とくに興味を引いたのはテロリストがつくられていく過程の描き方だ。
「仕事に就けない若者の失業問題が過激思想に走らせる一因となっている」
昨日の日経にタイムリーに書いてあったが、↑
あの環境におかれたら、ごくフツーの純粋な若者が自分のしようとしている
ことを正しいことだと信じても仕方のないことかもしれないと理解できた。
テロに走る若者達のすべてが異常な思考回路なのではないのだという
描き方をアメリカ映画がつくったのは意外だったし興味深かった。いつも自国を正当化しているから・・・。
ジョージ・クルーニーが何をしたかったのか今いちわかりにくいのと、
マットの役柄がいてもいなくてもよいような(苦笑)状態だったのは少し
残念だけど・・・でもマットが父親役をしたのは私の知る限り初めてだと
思うしそれはとても新鮮だった。萌え♪
とにかくもう一度じっくり観たくなる映画だった。
こんにちは、お邪魔します♪
私は全くダメでした。全く意味が分かりませんでしたよぅ。
石油会社の陰謀や後継者争いと暗殺事件、など、色々なことが交錯して物語は進みますが、意味フでした。
理解力がないんですぅ(ToT)。
マットは可愛いけど♪でもインテリ風な所は苦手。
by (2007-02-04 19:46)
ウォンカスキーさん、こんにちは(^0^)
ダメでしたか、この映画・・・。
確かに私もマットがでてなければ観てないな、きっと。
もうちょっと安くなればDVD買って何回か観たいんだけど。
一回観ただけじゃ登場人物を覚えるのすら難しい映画ですからね・・・(゚_゚)
ウォンカスキーさんももう一度いかがですか♪
by ノリ (2007-02-04 20:05)