戦火の勇気 [映画さくいん(サ行)]
先日テレビでやっていて(何度目?)、やっと通しで観ました。
戦争ものは苦手なので気になりつつ観てなかったのです。
しかし、これは大丈夫でした。戦闘シーンはキツクなく、ヒューマンドラマとして描かれているからです。
ストーリー(アマゾン紹介分コピペ)
湾岸戦争中、自らの誤射により親友を失ったサーリング大佐。軍によりその暗い過去をもみ消され、帰国後、新たな任務として名誉勲章候補者の選出を命じられる。候補者は殉職した救出ヘリの女性パイロット。彼女に決まれば史上初の女性への名誉勲章となるが、その死についての部下の証言は微妙に食い違っていた……。
デンゼル・ワシントンは正義感にあふれるナイス・ガイ(彼のお得意ですね。)を好演。
派手さはないけどけっこういい映画だと思いました。
ただ湾岸戦争という実際にあった戦争と、いかにもありそうなエピソードの数々は
イラク戦争などと重なり、
申し訳ないけどアメリカに対して嫌悪感を覚えてしまいます。
アラブ=悪 アメリカ=善 の描き方はあまりにも安易じゃありません?
敵は虫けらのごとく扱い、味方はひとりでも失うと悲しみにくれる。
なんか違和感をもちました。
それはさておき、
メグ・ライアン扮する女性救出ヘリパイロットは果たして本当に英雄に値する人物だったのか?
生き残った部下たちの証言から3通りのメグ像が語られ、サスペンスとしても楽しめました。
ちなみにマット・ディモンはこの作品で生き残った部下たちの1人を演じ、もともとぽっちゃりめの体型を
大幅に減量し、役に挑み、体を壊したそうです。役者魂ですね。
デンゼル・ワシントンはとてもかっこいいです。イメージアップです。
ただ私が観たのはだいぶカットされているようでところどころつながりが
不自然に思える箇所がありました。
オリジナルを時間があったら改めて観たいものです。
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