もしも昨日が選べたら [映画さくいん(マ行)]
:出世=家族の幸せと考えるマイケルは、愛する妻ドナや二人の子供と過ごす時間よりも仕事を優先させてきた。そんなある日、電化製品だけでなく人生さえも自在に操れる夢のような"万能リモコン"を手に入れる。そのリモコンで家族との面倒な時間や、出世までの道のりを早送りするマイケル。すべてが夢見た通り、面白いように人生が進んでいく。しかし早送りしたことで失われた時間の代償は大きかった・・・。果たしてマイケルは、本当の幸せをつかむことができるのか?
「天使がくれた時間」が好きな私は、ストーリーをきいただけで、きっと「好き」な予感がしていました。
予感はほぼ的中。
これは「好き」です
本当に大切なもの、かけがえのないものって
「時間」なのかもしれない。
失ってみて初めてそのことに気付く、というのは王道のストーリーですが、
この作品はそれをきれいにまとめるのではなく、かなり毒と、笑いを入れてるところが
気に入りました。
主人公が時を経て特殊メイクによる肥満になっているのはみもの。
怪しい万能リモコンをくれた店の店員(科学者?)が、かなり不気味であるが面白い。
観客としてみていると、美しくて良妻賢母の象徴のような妻のありがたみも感じず、
かわいい子どもたちの成長に向き合おうともせず、
仕事の出世欲にかられて万能リモコンの罠にはまっていく主人公の様は痛快だ。
あまり同情は沸いてこない。
でも、どんどん年月が経ってしまっていくのを止められなくなり、
愛しいひとは去り、
子どもたちは成長し、
亡き父との最後の会話を味わうシーンにはホロリとさせられました。
そんなこんなでさんざん観客を入り込ませておきながら、のハッピーエンド。
やられた!と感じながらも、ほっとしました。
アダム・サンドラーはこういう作品がよく似合う。
日本でもっと人気でるとよいのだけど。
これ、私も観ましたよ~!
私もこういう作品は好きです。
この俳優さん(アダム・サンドラー)、いいですよね!
by (2007-08-24 05:32)
さりーさん、ありがとうございます^^
ハンサム君は目の保養にはいいけどそれだけだとね・・・。
彼のような味があってコメディが似合うひとがいいですね☆
by ノリ (2007-08-29 12:33)