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リトル・ミス・サンシャイン [映画さくいん(ラ行)]


リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ミス・サンシャイン

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/06/02
  • メディア: DVD
一年遅れでやっと観ましたすっごくすっごく期待してしまったので、
前半の食卓のシーンはちょっと退屈でした・・・・。でもそれは最初入り込めなかっただけで、
観終えたら気分爽快の期待を裏切らないいい作品でした
 
キャスト&スタッフ
オリーヴ…アビゲイル・ブレスリン
リチャード…グレッグ・キニア
ドウェーン…ポール・ダノ
グランパ…アラン・アーキン
シェリル…トニ・コレット
フランク…スティーヴ・カレル

ストーリー(アマゾン商品説明よりコピー):
田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!

なんといってもキャストが最高!
スティーヴ・カレルのゲイの叔父さんもハマッてるし、
キレたおじいちゃんも憎めない。
変わり者の兄も実は妹思いの優しいところがあるし、
父親役のグレッグ・キニアも母親のトニ・コレットも熱演。
 
トニ・コレットは映画によって別人に見えます。スティーブ・カレルもだけど、
芸達者な役者さんです。
何にでてもトム・クルーズに見えてしまうひととは大違いですね。(それはそれでいいのですが)
 
そしてなんといってもオリーヴ役のアビゲイル・ブレスリンちゃん
愛らしい等身大の女の子をぴったり演じてます。
 
途中で怖気づいたオリーブに、「おまえは負け犬なんかじゃない。負け犬は挑戦しない奴のことだ。」
「おまえはかわいいよ」と勇気づけたおじいちゃん。このシーンはホロリときました。
愛の映画です。みんながオリーブを想って最善をつくしてあげようと奮闘する。
家族それぞれ表現の仕方は違えど、根底には愛があります。
 
まだティーンにもならない女の子をミスコンで競わせ、不似合いな色気をださせて
優劣をきめるアメリカのミス・コンテストをクソくらえ!と批判するメッセージは
痛快で小気味いい。
あの踊り(笑)サイコーでした
 
行きはバラバラだった家族が帰りには一つになっている。
これから先も決して問題がないわけじゃないけど、
黄色いワゴンが走り去るころにはさわやかな風が吹いているような
心地よい気分にさせられました。
 
 
 
派手さはないけれど、心がぽっと温まる、そんな作品でした。



 

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