ヘアスプレー [映画さくいん(ハ行)]
内容(「Oricon」データベースより)
1960年代のアメリカを舞台に、人気テレビ番組のダンサーを夢見る女子高生と周囲の人々との人間模様を描くノンストップ・ミュージカル・コメディ!ヘアスプレー企業が提供する人気TV番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演することを夢見るトレイシー。ダンスもオシャレも申し分ない彼女には1つだけ問題が。それはビッグすぎるサイズということ。しかし、偶然番組ホストの目に留まり…。
ビッグなボディの女の子が憧れの男の子と一緒に踊りたいという夢を叶えるシンデレラストーリーで、
一見ノーテンキなミュージカル映画かと思いきや、実は人種差別というテーマが軸になってます。
さほど遠い昔ではない60年代に、こんなあからさまな差別があったとは驚きでした。(白人と黒人が一緒に踊れないとか)
主人公の女の子がとーってもパワフル。ダンスの上手な黒人の男の子と知り合いになり、白人と黒人が一緒に踊ったりして楽しめないのはおかしいとTV局に抗議デモをかけたり。
この映画では主人公は太った女の子、母親は女装姿のジョン・トラボルタ(必見!)、そして黒人との交流というのを通して、体型や肌の色、性別その他見た目の相違への差別に対するメッセージが強く伝わってきます。
「自分と違うもの」を受け入れることの大切さ、自然のままでいることの素晴らしさなどを、とっても元気な歌やダンスを通して伝えてくれるとても良い作品だと思います。
観終わった後元気になれる映画。ジョン・トラボルタが最高
ノリさま、当方のブログにコメントをありがとうございました。
>一見ノーテンキなミュージカル映画かと思いきや、実は人種差別というテーマが軸になってます。
本当にそうですね。
私も、軽い気持ちで観たものの・・・ なかなか面白く拝見しましたよ。
それにしても、ジョン・トラボルタの変装というか女装には驚きましたけど・・・(笑)
>さほど遠い昔ではない60年代に、こんなあからさまな差別があったとは驚きでした。
「ミシシッピー・バーニング」(ジーン・ハックマン主演)という映画はご覧になられましたか?
あれも、1964年に起きた事件を基に作られた映画ですが、最初の方で、ショッキングなシーンがありました。
飲み水さえ白人と黒人は別。
「White」「Colors」と標記されている看板(?)に、当時映画を観た私は、愕然としてしまいました。
未見でしたら、お勧めですよ。
by 夢路 (2010-06-30 17:37)
夢路さん、こちらにもありがとうございます☆
「ミシシッピー・バーニング」ですか。観た事ないです。っていうか初耳でした><
今度時間が出来たら観てみますね☆
by ノリ (2010-06-30 22:05)