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ブロンクス物語 [映画さくいん(ハ行)]

ブロンクス物語

ブロンクス物語

  • 出版社/メーカー: マクザム
  • 発売日: 2004/03/21
  • メディア: DVD

「グッド・シェパード」つながりでデニーロ監督の作品をもうひとつご紹介。

チャズ・パルミンテリの一人芝居をもとにした物語。

60年代のブロンクスを舞台に、さまざまな葛藤の中で成長をとげていく少年の物語で、

チャズ・パルミンテリはマフィアのボス、デ・ニーロは少年の父役で出演もしています。


:少年はブロンクスの貧民街で父親と暮らしている。汗水働いても貧乏暮らしの父と

比べ、少年はマフィアのボスがまぶしく映り、実の父のように慕うようになっていく・・・。

そんなある日、少年は黒人の少女に一目ぼれ。そこからが事件の始まりだった・・・。


少年役の子役とデ・ニーロがよく似ていて、本当に親子のよう。

そして、ギャングと少年の不思議な擬似親子関係、

黒人少女との恋、

人種が入り乱れるブロンクスという街社会の日常が淡々と描かれています。

思えばいつも何気なく観ているハリウッド映画は、白人は白人で、

黒人は黒人同士で、恋愛をしてる。夫婦もだ。

あれだけ人種が入り混じっているのに、白人と黒人の恋愛はないのか?

と少し違和感を覚えていました。

そんなにありえないことなんだろうか・・・?

日本にいるとあまり意識しないが、

アメリカは人種に対しての差別意識が根強くある。

この物語でも、そのあたりがかなりリアルに描かれています。

華のある俳優はデ・ニーロ以外ひとりも出ていないけど、

それがかえってよくて、

素朴な作品に仕上がってます。


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プリティ・ヘレン [映画さくいん(ハ行)]

プリティ・ヘレン

プリティ・ヘレン

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD
シリアス系が続いていたので軽ーいファミリー映画をひとつご紹介。
ケイト・ハドソン主演でプリティ~が付けばロマコメかと一瞬思いますが、違います。
これは家族の物語。(いちおうロマコメに分類しましたが)
 
姉夫婦を突然の事故で失い、その遺言で遺された3人の子どもを引き取ることになった
 ヘレン。(ケイト・ハドソン)バリバリのキャリアウーマンから一転、職は失うわ、次姉とは険悪に
なるわ、でトホホな状態に・・・・「プリティ・ウーマン」のゲーリー・マーシャル監督作。
 
子育て中の身としてはこういうストーリーは興味はあったし、ケイト・ハドソンは笑顔が可愛くて
とても好きなので観るしかないでしょう。
普通ならかなりキツい状況なのに、ヘレンに戸惑いや暗さはあまり感じられない。
持ち前の明るさと“トラブルをぶっとばせ!”という歌どおり、楽天的に仕事と育児の両立を目指します。
 
ジェニーという2番目の姉がキーパーソンになってます。
ヘレンとは対照的な、子育てのエキスパートの専業主婦。長姉が遺言に子どもたちをヘレンに
お願いしたのに納得できないでいる。口うるさく子どもたちに干渉し、ヘレンにも干渉してきます。
でもストーリーが進むにつれ、このジェニーがただの口うるさいおばさんだけではなくて、
子どもたちや家族のことを本気で想ってくれる母としての強さが分かってきます。
ヘレンは子どもたちと同じ目線で接してて、それはとても好感をもちました。
だけど、嫌われるのを恐れるあまり、子どもたちに怒れない。叱れない。
そこでジェニーの強さが発揮されるのです。
ただのカタブツママ業命のジェニーではなかった。ヘレンを妬んでいるように見えたが、そうでは
なく、姪っ子たちを本気で愛していた。ヘレンもまた幼くして死んだ母よりも、実はジェニーに育てられた
のだということが分かり感動しました。
登場人物一人ひとりが心底悪人ではなく、家族で安心して見られるホームドラマです。(PG13ですが)
ケイト・ハドソンの笑顔は本当に無敵。
あの笑顔で見つめられたら牧師でさえイチコロ。ファンは必見。
 
 
 
 
 
 
 

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ブロークバックマウンテンを観ました☆ [映画さくいん(ハ行)]

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/22
  • メディア: DVD
絶賛する人多し、でも嫌悪感示す人もまた多しの同性愛を扱った本作品。
遅ればせながら観ました。

:『グリーン・デスティニー』のアン・リー監督、2006年アカデミー賞監督賞ほか3部門を受賞した人間ドラマ。60年代のアメリカ西部を舞台に、ふたりのカウボーイの20年以上にもわたる禁断の愛を描く。 (アマゾン紹介文より)


正直に書きます。うーん・・・よい映画でした。それは確かです・・・だけど・・
それほど感動できず。
同性愛が描かれてますが、根底は「愛」。
同性を好きになったことはないので同性愛はわからないけど、愛なら分かるかな、
と思って期待しすぎたのがいけなかったか・・・
 
男同士の愛、女同士の愛、どちらも実際に存在するのですから否定する気持ちは
全くありません。でも、たとえどんなに美しい俳優が演じていようと、やっぱり愛し合うシーンは
見たくない・・と思ってしまいました。ちょっと荒々しすぎるというか・・・
そこで引いてしまったから、丁寧につくられたストーリーも美しい映像にも感動とまではいかなかったのかな。
 
 
でもつまらないわけではないです。それは確か。静かだけどどんどん引き込まれていくし、
(最初の20分くらいは退屈しちゃったけど)前半の殴り合いの一幕がちゃんとラストにつながっているのとか、映画の醍醐味を味わえて感激します。
映画は最初の方もしっかり観てないといけないな(^^;と改めて思いました。
 
この作品は結局アカデミー作品賞は取れませんでした。(この年の作品賞は「クラッシュ」。)
私は「クラッシュ」派です。
 
そんな私ですが何故この作品を記事にしたかというと、収穫はあったから・・・・。
 
 
ヒース・レジャーがかわいい~
 
・・・スミマセン
 

もともと顔は好み。この役では朴とつとした不器用な田舎男を好演。
これが私のツボでした。母性本能くすぐります(*^_^*)
実際のヒースは全く印象が違うので、このなりきり演技はかなりのもの。
ただ20年という長い歳月が描かれてる割に、あまり老けないで、娘との年齢差がどんどん
縮まっていっているように見え不自然に感じてしまった。
ラストのほうなど恋人同士のようにも見えてしまう。ジェイクの方はそれなりに年齢を重ねてるように
見えたのですが。童顔のつらいとこか。
 
一回目はサラッと鑑賞してしまったので時間を空けてからまた改めて観て見たい作品。

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「フォーガットン」ネタバレ注意? [映画さくいん(ハ行)]

フォーガットン

フォーガットン

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/29
  • メディア: DVD
昨年借りたDVDで一番笑ったのがコレ。
これはコメディ!?いえいえ大真面目にシリアスです。念のため。
でももしかしたら笑わせるために作ったのかもしれない。そんな疑念さえ抱かせる作品。
予告に期待して観た人は必ず裏切られるでしょう。
私も夫もそのクチです。でも怒りを通り越して笑えたからヨシ。
 
 

 息子を飛行機事故で亡くした母親。未だ立ち直れずカウンセリングを
受けている。
ある時からカウンセリングの医師、友人、夫までもが息子がいたことを否定し始め、息子が生きていた痕跡までが次々と消えていく・・・・。
 
 
 前半は謎めいていて期待がふくらむんですけどね。
途中から・・・エッ!?そっち系!?
じゃあ何でもアリじゃん!って。
あとはもう・・・笑うしかない。
 
空にピューって飛んでいくとこなんかもう
お腹がよじれちゃうほどウケました。
 
ゲーリー・シニーズがせっかく出てるのに・・・・
ジュリアン・ムーアの顔も不気味でいいのに・・・
 
もう少し工夫したら面白くなりそうなんだけど・・・
 
劇場で観てたら気絶してそう。
あまりの裏切りに。
DVDでよかった。笑えたから。
でもこういう作品をああいう予告でもってくのってかなり
サギなんじゃないだろうか・・・。
 
観た方の感想が聞きたいです♪

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ハリソン・フォード「ファイヤーウォール」 [映画さくいん(ハ行)]

ファイヤーウォール 特別版

ファイヤーウォール 特別版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/08/04
  • メディア: DVD
ハリソンの久々の主演作。スリルサスペンス系。
普段はあまりこういうタイプの映画は選ばないのですが(1回見て
面白かった!で終わり記憶に残らないので)夫と一緒に観るときはアクション系になります・・。
 
期待してなかったのですが(いつ劇場でやってたの!?)
なかなかハラハラしてよかったです。
 

ストーリーはありがちなコンピューター犯罪。家族を人質にとられた
銀行員(ハリソン・フォード)が家族を助け出すために銀行のシステムを
操作し犯人にお金を渡す協力を命じられる・・・

家族思いで、正義感が強く、機転がきく主人公は今までのハリソン・フォードの

イメージそのもの。かっこいいです。

でももうかなり歳とってるけど・・・・パパというよりおじいちゃんみたい。

余談だけど私生活でも家族思いのイメージを貫いて欲しかった・・・

 

紹介しておいてなんですがわざわざ観るほどではないです。

暇つぶしにちょうどいい感じ。


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「陽のあたる教室」 [映画さくいん(ハ行)]

陽のあたる教室

陽のあたる教室

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 1998/08/21
  • メディア: DVD
 
 
オットと感動のツボが違う私が唯一2人で「良かった」
 
と思えた映画がコレです。
 
ずっと忘れていたのですが、先日他の方のレビューを拝見して思い出しました。
 

作曲家志望のホランドは生活のため、決して本意ではなかった

高校の教師になる。

淡い恋、家族との愛、教え子とのかかわりを通してホランドは

成長し、長い教師生活をまっとうする・・・

そして退職の日に生徒たちがくれたプレゼントとは・・・?


期待の息子が実は聴覚に障害があると知り、愕然とするホランド。

この息子の存在が第一の見所

そしてラストの演奏シーンはとてもいいです。

ホランドは大作曲家にはなれなかったけれど、沢山の「作品」

を残した。

自作のシンフォニーを彼らの「作品」である生徒たちが

演奏し、そのかたわらにはまた彼の「作品」である息子が。

出演陣も比較的地味なうえストーリーも大きな盛り上がりや起伏が

あるわけではありませんが、1人の音楽教師の半生を

丁寧なエピソードで描きながら長い年月を追っていくことで

じんわりとゆるやかな感動が押し寄せます・・・。

 

何故に廉価版がないのだろう。とってもいい作品なのに・・・・


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映画「ふたりにクギづけ」 [映画さくいん(ハ行)]

ふたりにクギづけ〈特別編〉

ふたりにクギづけ〈特別編〉

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD

「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」の監督ファレリー兄弟と聞けば、またまたおバカなドタバタコメディかと侮るなかれ。

結合双生児という難しいテーマをハートフルなコメディに仕上げ、時にほろっと泣かせるステキな映画です。監督のファレリー兄弟は差別ネタや動物虐待ネタなど時にどぎつい描写もありますが、この作品は安心して観られます

マットデイモンが大好きなので何度も観てますが、好きじゃない人もどうぞ。大物カメオ(?)出演など楽しめる仕掛け満載ですよ♪

天然娘役のエヴァメンデスが可愛かったこの作品でマットと噂になったけど

マットが惚れるのも無理もないって感じです


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