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「気をつけ、礼」 [重松 清の本]

気をつけ、礼。

気をつけ、礼。

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本

内容(「BOOK」データベースより)

僕は、あの頃の先生より歳をとった―それでも、先生はずっと、僕の先生だった。受験の役には立たなかったし、何かを教わったんだということにさえ、若いうちは気づかなかった。オトナになってからわかった…画家になる夢に破れた美術教師、ニール・ヤングを教えてくれた物理の先生、怖いけど本当は優しい保健室のおばちゃん。教師と教え子との、懐かしく、ちょっと寂しく、決して失われない物語。時が流れること、生きていくことの切なさを、やさしく包みこむ全六篇。


うーん、あまり面白くない・・・。

でも「生徒」側からの作品多い中、「先生」側からの作品、「にんじん」はなかなか

生々しい胸がしめつけられるような話であった。

しかし実は読んだのはここまで。

私自身あまり先生との思い出というか心に残る一対一のエピソードがないため、(おとなしく印象が

薄い生徒だったと思う。)先生というものに思い入れがないためだと思うが

なかなか読み進まず、図書館の返却期限が迫り、挫折[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

途中挫折はシゲマツ作品初であった・・・・。

わたしにとって別の意味で印象深い一冊になりそう[ひらめき]

 

先生にとって印象深い生徒であったと自負する方にはおすすめ。


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少しだけ欠けた月~季節風 秋 [重松 清の本]

少しだけ欠けた月―季節風 秋

 

(内容「BOOK」データベースより)

静かな、静かな、ひとりぼっちの月。ぼくたちは明日から、もう家族じゃない。澄んだ光に満ちた秋が、かけがえのない時間を連れてくるものがたりの歳時記―「秋」の巻、12編。

読みきり短編集。
短い。新聞に連載されていたとだけあって、かなり短い。
よってちょっと物足りない。
あっさりしていて盛り上がったり、泣かせたりというのがないです。
重松清番外編って感じ。
でも読みきりなので育児の隙間時間に読めるのでちょうど良かった。
物語のなかにところどころ秋を感じる表現で統一感があるが、表題作「少しだけ欠けた月」は、
題は良いのに、インパクト不足だった。
他の短編も短かいせいか終わり方が拍子抜け。似たような感想をもった。
その中で最後の「田中さんの休日」はなかなか面白かった。
ちょっと元気がないサラリーマンで(クソ)真面目な田中さんは妻と一人娘の三人家族。
思春期に入った娘は父親とめったに口をきかなくなり、寂しい。母娘は仲良しで
家族ですっかり孤立した状態の田中さん。
そんな家族が娘のカンニング事件をきっかけにひさしぶりに三人で日曜日に
出かけることになる。
行き先は娘がまだ幼かった頃何度も訪れた遊園地。
小さい子ども連れに父親たちの姿にかつての自分の姿を重ね、田中さんは
少しずつ元気を取り戻していく・・・・。
我が家の娘もまだ小さいけれど、いつかはウチの夫も同じような思いをするのかも。。。
と思いながら読んだらなんだか少し切なくなった。
でも母と娘の田中さんへの目線はあたたかく、重松作品にしては珍しくさわやかな後味の
物語であった。
この季節風シリーズは他に春、夏、冬と出ているのでまた隙間時間に読んでみたい。
個人的には短編集なら「日曜日の夕刊」のほうが好きだが。

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インビクタス負けざる者たち [映画さくいん(ア行)]

2年ぶりに映画館に行けそうです(>_<) すっごい楽しみ(*^o^*)

撮影中のラガーマンマット↓

 

invictus-matt-damon.JPG
2月5日ロードショー
観たらまた記事アップします♪

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無理せず身の丈にあった記事を [徒然日記]

このブログを立ち上げたきっかけははじめはただ純粋に自分の大好きな映画作品や本のことを

記しておきたいという気持ちからだった。

それが記事を書き、他の皆様のブログを拝見してあまりにも自分の文章が稚拙に思え、

だんだん恥ずかしくなり、気軽にアップできなくなってしまったのだ。

他の方の素晴らしい映画批評、本の感想そういうものを読んで自分も同じレベルにしなきゃ!

と意気込んだのがそもそもの間違いであった。

本を読んでも映画をみても、まず「どういう記事にしたら恥ずかしくないか」

ということが頭に浮かび、素直な感想を書けず、結局かけずじまいに終わった作品も多い。

しかし長い間ブログをお休みして考えが変わった。

自分のブログじゃないか。

好きなことを書けばいい。と。

これからは無理をせず背伸びをせず、難しく考えず、ただ素直に自分の感じたことを

記していけたらな・・と思う。

 

もちろん素晴らしい皆様の記事をおおいに参考にさせてもらい、自分の血と肉にさせて

もらいたいという気持ちは変わらない。


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かあちゃん [重松 清の本]

 

かあちゃん

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メかあちゃんーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/05/29
  • メディア: 単行本

最近ようやく夜まとまった時間がとれるようになってきた。

で、久しぶりに(本当にかなり久しぶりに!)更新できた。

 

読んだのは重松清「かあちゃん」である。

内容はちょっと想像していたのとは違った。

長編小説ではあるが、登場人物をひとりずつ章ごとにとりあげているため、短編が最初と最後に

つながるという形である。

私はてっきり「東京タワー~」のような小説を想像していたので、

あまり「かあちゃん」という題名にそぐわない内容にちょっと拍子抜けしてしまった。

感動するものを期待していたが、そういう作品ではなく、

また「かあちゃん」と題しておきながら、かあちゃんは脇役にすぎず、本軸はちょっと別の

ところにあるような内容であった。

 

設定に?と思う所があったので、最後まで納得がいかず読後もやもやしたものが残った。

なので作品の善しあしは置いといて、重松氏の作品を読んでいると感じることを書こうと思う。


キーワードは自殺、いじめ、病、死であることが多い。

以下は私なりの見解だが、

重松氏はかつて親友を自殺で失っている。(これは以前記事に書いた)

彼を救ってやれなかった激しい後悔が彼の背負っているものであり、執筆意欲につながってるような

気がしてならない。

重松氏には勿論責任はないと思うのだが、その経験が数々の作品に表れているといえる。

 

そしていじめの問題。

これは重松氏が子どもの頃、「吃音」で悩んでいたことと関係があるのではないだろうか。

「きよしこ」ではズバリ自伝的小説ともいえる内容で、氏の子ども時代が透けて見えてくる。

重松氏は吃音でコンプレックスを抱いていた。しかしそのことにより、弱者の気持ちがわかる

ひとになれたのだと思う。

私が重松清の小説が好きなのは、彼が弱者に対してとても優しい目線で描いているから

である。

重松氏は教育学部卒ということもあり教師が出てくる話も多い。

この「かあちゃん」でもかなり個性的な教師たちが登場する。

印象深いのは福田教諭の「負けを知らない教師が生徒にとっていい教師なのか」というセリフである。

負けたことのない人が教師になったら生徒に逃げ場はない。負けた経験をもつ教師も時には

必要なのではないか、ということ。まったく同感だ。

上から目線では子どもの心には届かない。

「五体不満足」の著者乙武さんが教師になったが、ある雑誌できっかけを話しておられた。

「学校では「明るく元気よく。」って教える。でもそれじゃ暗い子はどうするの?

自分はだめだと感じ居場所がなくなってしまう。違和感を覚えた。暗くてもいいじゃないか。」

確かこのような内容であった。

明るくなくたってキミがダメなんじゃない。

みんな違ってみんないいんだよ。

そんなメッセージを子どもたちに送れる教師として、乙武さんはまさに適任だ。

話がそれたが、重松氏も作家でなかったら教師が向いているような気がする。

大事なのは生徒に気付いてあげられるかどうかということ。

負けたことがなければ気付かない、負けたことで見えてくるものがある・・・

 

こんなことを読後感じるってことはやはり「かあちゃん」は題名とはかけ離れた内容であると

いうことかしら・・・

とにかく異色作であった。


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私をスキーに連れてって [映画さくいん(ワ行)]

私をスキーに連れてって

私をスキーに連れてって

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD

スキー用品メーカーに勤める文男は、冬のゲレンデでOLの優と出会い、恋に落ちる。しかし、2月14日に万座で行われるスキーブランド発表会の準備に忙殺され、優となかなか会えない文男。そこで発表会当日、文雄は優のために、ともに志賀へ行くことを選ぶのだが…。

 

急にものすごく観たくなってしまいました。当時知世ちゃんに似ているとよく言われていたのもあり[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

当時はまだ10代でしたのでちょっとお兄さん、お姉さんの世界をみた感じでした。

今改めてみると内容も稚拙、

トレンディードラマそのもので設定もストーリー展開も出来すぎで。

でもそれが何故かよくて何もかもが懐かしくて超新鮮!

顔ぶれもさることながら80年代後半の昭和の末期、当時の景色や流行ってるもの、

メイクや髪型などホントみどころ満載でした。

当時はどこがおもしろいのか全くわかりませんでしたが、

この映画が大ヒットしたのがいまはよくわかります。

知世ちゃんが素朴で初々しくてとても可愛らしい[揺れるハート]

この配役につきるのではないでしょうか。

 


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ホリディ [映画さくいん(ハ行)]


ホリデイ

ホリデイ

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

ストーリー:ハリウッドで映画の予告製作会社を経営するリッチなアマンダと、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリスが意気投合し、おたがいの家を貸し借りすることに。恋の傷を癒したいふたりは、別天地で気分転換。アマンダはアイリスの兄と、アイリスは映画音楽作曲家とイイ仲になっていく。

 

なんだかムダに長くて疲れたっす[ふらふら][たらーっ(汗)]

映画館で観なくて良かった。

キャメロンは好きだけど、この映画では老けたなーという印象。

かつてのキュートなキャメロンの面影を探したんですけど無理でした。。。

逆にケイト・ウィンスレットはどんどんいい女優さんになっていってる。

生き方に自信をもっているのか、内面の美しさが表れていて、すごくきれいになったと思う。

これからますます楽しみな女優さんです。

 

作品そのものに関してはあまりありません。。

30代も後半になると、恋愛とかロマンチックなものには「けっ」って白けてしまう自分がいて(笑)

恋愛ものでキュンとしてみたいと思っても現実にはなかなかそういう作品には逢ってないです。

この手の映画も若いときならそれなりに楽しめたのかもしれないけれど、

この年になるともうちょっとリアリティや共感が欲しい。

「恋愛適齢期」は良かった。

「ストーリー・オブ・ラブ」も好きです。

この2つは共感する部分があったからです。

私の中ではイケメンはいりません。

ホリディの場合ジュード・ロウがイケメンすぎるし・・・・

彼に罪はないのですが。

その点、ジャック・ブラックがいい味だしてました。こういう人がいる映画がいいんです。

恋愛には。

とにかくこれだけ長くする必要があるのか疑問。

超平凡な平坦なストーリーでした。


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フライトプラン [映画さくいん(ハ行)]

フライトプラン

フライトプラン

  • 出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
  • メディア: DVD
ストーリー:高度一万メートルの“密室”で起こるサスペンス・アクション。事故死した夫の葬儀を実家で行なうため、旅客機に乗り込んだ妻・カイルと娘・ジュリア。機内で眠りについたカイルが目を覚ますと娘の姿が消えていた。機内をくまなく探す彼女に信じがたい知らせが。娘の行方を知る者は誰もなく手がかりはゼロ。カイルの孤独な闘いが今始まる…。
序盤は割りと緊張感があって良かった。導入部分も意味ありげだし、一体どんな作品なんだろうと
期待も高まる。(前評判であまり良くない事は耳にしていたが)
しかし中盤から後半にかけてはあまりにも盛り上がらず迫力に欠けて拍子抜けしてしまった。[ふらふら]
犯人ははじめから予想したとおりだし、説明不足というかどうやって娘を連れ出したのか、誰もホントに
見てなかったのかとかツッコミたくなる所がありすぎる。
アラブ人をさんざん疑っておいて、最後まで関係なかったのに謝罪しないし、
こんな映画がハリウッドで大作として大々的に宣伝され、大物女優のジョディ・フォスターが出てしまうと
いう現実にちょっとがっかり。
結局、アイデアは面白かったものの、機内でのサスペンスものは出尽くしてなかなか斬新な作品に
するのは難しいんだね・・・・と思う作品。
でも宇宙人が出てこなかっただけマシかな[あせあせ(飛び散る汗)]

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久々の更新です [徒然日記]

今までは観てつまらなかった映画のことを書いても仕方ないと思ってたので

自分なりに良いと思ったものだけを書いてきたつもりですが、

 ここら辺でちょっと趣向を変えて、観た映画で感想を書けそうなものは面白い、面白くないに

かかわらず、書いていこうかなと思います。

近頃、極度に更新意欲が失せていて(リニューアル後パソコン不慣れの自分に使いにくくなったせいもあり)

なかなかいい映画だけをアップするとなるとますます更新が空いてしまいそうだからです。。。

とりあえず最近DVDなどで観た映画から順にアップしていこうと思います[わーい(嬉しい顔)]


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キンキーブーツ [映画さくいん(カ行)]

キンキーブーツ

キンキーブーツ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD

またまたオススメの一本が増えました[揺れるハート] 大好きなハートフルコメディです。

[足] ストーリー:父の死で、不本意ながらも老舗の靴工場を継ぐことになったチャーリー。しかし経営は危機的な状況にあった・・・・。

内気で堅物、そして心優しいチャーリーは従業員をクビにすることが苦痛で、ある女性従業員の 

助言をヒントに一世一代の賭けに出る・・・・。

服装倒錯(?)者でマッチョな黒人男性サイモン(女性名ローラ)とひょんなことから知り合い、

 彼(彼女?)のような女装する男性の体格に合う、色っぽいブーツを作ろうと決意するチャーリー。

ミラノの見本市に出品するという目標を立て、従業員やローラと一緒にブーツを作り上げていく。

 イギリスの北の田舎で当初浮きまくりのローラが、 マッチョな男たちやチャーリーと

心通わせていく過程が、 根強い差別、偏見の問題をユーモアを交えながらさらりと描かれている。

チャーリーと女性従業員が惹かれあっていく過程もとても自然で好感がもてて良かった。

 ラストのショーのシーンは圧巻! 歌も音楽もとても元気になれて、さわやかな感動が押し寄せます。

 実話を基にしたストーリーだそうですが、 実際は工場は結局閉鎖され、従業員もちりぢりになってしまったそうで現実はこの賭けは成功したとは 言えなかったようです。。。

でもとてもハッピーに脚色されていて、人と人とのつながり、温かさ、などが 成功よりも大切なことだとこの作品は教えてくれています。


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イライラ・・・・ [徒然日記]

リニューアル後のソネブロ・・・・ 使いづらいったらありゃしない[ちっ(怒った顔)] 改行も上手くいかないし、 一つの記事アップするのに時間がかかり過ぎる。 普段は温厚な私ですが、 いい加減イライラしてきました。 愚痴のひとつもいいたくなるわ[どんっ(衝撃)]
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幸せのちから [映画さくいん(サ行)]

幸せのちから コレクターズ・エディション

幸せのちから コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: DVD
全財産21ドルから立ち上がった
父子の、実話に基づいた大ヒット感動作。

【ストーリー】
全財産21ドルから億万長者へーー。そんな夢のような人生を本当に実現させた男がいた。
1980年代、サンフランシスコ。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、預金も底をついてしまう。そんなクリスは最後に選んだ道は、自分の才能を信じて一流証券会社へ入社することだった…。

実話を基にしたサクセス・ストーリー。

 もっとありきたりな明るいアメリカン・ドリーム的な話かと思いつつ観たら、 思っていたより、

幸せの場面は少なく、最初から最後までほぼ観るのが苦しくなるどん底生活が描かれていて、

ウィル・スミスの軽快な演技に救われてるものの、なかなか重たい映画だった。

この映画はウィル・スミスの実の息子との共演で話題になったが、 これも観る前はオレ様状態の

ウィル・スミスがやりたい放題、好き放題 キャストも自分の思い通りかい・・・と思ってかなり不快だった。

 でも、この息子がかわいい。 とても自然体の演技で好感がもてた。

 

妻に去られ、無収入になりアパートもモーテルも追い出され、地下鉄のトイレで一晩過ごしたり、

教会に救われたりと、ホームレスすれすれのかなりつらい毎日を強いられているのに、

 父親を信頼して素直でけなげな姿には心を打たれた。

そしてこの息子をなんとしても守らなければ・・・・という父親の気迫も伝わってきた。

 地味な展開ながらも、持ち前のハングリー精神と、野心家の一面からチャンスを掴み取っていく

 ラスト姿は爽快だった。

 

仕事に行き詰っている男性(うちの夫です[たらーっ(汗)][バッド(下向き矢印)])はより胸にせまるものがあったようです。。。

しあわせ=成功  かどうかは疑問符がつくけれど、成功までの努力は評価したいです。

 努力せずして成功はないのですから。夫につめの垢を煎じてのませてやりたい[ふらふら]

頑張ることはカッコイイと改めて思わせてくれる映画でした。


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めずらしく恋愛小説などを読んでみる [その他の本]

めったに女性作家の本は読まないのですが、先日某新聞で彼女の本が取り上げられていたので、

少し興味をそそられ、借りてみました。

彼女とは。。。。
唯川 恵さん。


肩ごしの恋人 (集英社文庫)

肩ごしの恋人 (集英社文庫)

  • 作者: 唯川 恵
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫



直木賞受賞作品。

期待したけど、私にはちょっと・・・

面白かったけど、主人公はじめとする登場人物が、強烈すぎて、現実的ではなかった。

でもこの作家、女の醜い部分をしっかり描いていて、気恥ずかしくなりつつも「いるいる、あるある・・」で

読ませてしまう。すごいです。

女心がわからない、かわいい女に痛い目にあわされてばかりいる男性が読むと勉強になるかも[グッド(上向き矢印)]




永遠の途中

永遠の途中

  • 作者: 唯川 恵
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: 単行本




こちらの作品のほうが私は面白かった。

キャリアウーマンとして生きる女性と、

寿退社で、二人の子どもに恵まれ専業主婦として生きる女性を時間を区切って対照的に描いていくのが

面白かったし、どちらの女性も傍目には幸せそうに見えて、心の中ではこれで本当に良かったのか、と

常に自分に問いかけて、相手の生き方と比べてしまう。

二人の女性の心の葛藤が、とてもリアルな形で描かれていて、なおかつ等身大の女性としてとても現実味が

あり、自分のこれまでの生き方を考えさせられた。

私は今専業主婦でこの小説でいうと「夫の保護下にある、気楽な身分」にあたるが、もちろんこのままで

いいのだろうかという問いは常にある。

でも、もし人生やり直せるとしても、やはり仕事をやめる道を選んでいただろうと思う。

友人の中には、まだバリバリ働いている女性も何人かいる。

おしゃれで裕福に見えるし、恋愛も自由だ。うらやましいと思うときもある。

でもそれは彼女たちが本当に望んでいる生き方なのだろうか・・・・。この本を読んで少し思った。

夫と結婚してなかったら、私も同じように仕事に生きていただろう。この本の乃梨子のように起業して

成功をおさめるなんてことはないだろうが、それなりにキャリアを積んでいたと思う。

でも、子どもとは出会えなかった。私にとって今目の前にいる娘は何にも替えがたい宝だ。

この子がいる幸せをやはり後悔してはいない。平凡でつまらなく見える生活かもしれないが、

子育てを今出来ることを幸せに思う。

大切なのは、この小説のラストにもあるように、

「自分の生き方に自信をもつこと」だ。

どんな結果であれ、その節目節目に自分が選択してきたことなら、自分で選んだ道だ。

私は私の今に自信をもっていたい。

そう思えるいい小説だった。

ただひとつ、気になったのは、登場人物たちがいとも簡単に不倫してしまうこと。。。

罪悪感なし。

これは人妻として理解不能だった。

男の人はみんなこうなのか?と不信感が募ってしまう描き方だ。そんなことはないと思うけど・・・。

もちろん自分にまったく願望がないといったら嘘になるが、実行してしまうことを正当化してほしくない。


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舞妓Haaaan!! [映画さくいん(マ行)]


GET THE 舞妓Haaaan!!! RIDE!!!

クドカン、オリジナル作品。
とっても個性的なので、彼の作品は好みが分かれると思う。

私は、結構好きなんで、この作品も楽しめました。

一体、彼の頭の中はどうなっているのか・・・・

そんな好奇心も沸いてきます。


ストーリー:舞妓しか愛せない、インスタントラーメン会社に勤めるサラリーマンが、その趣味を究極に追求し、
     仕事も、恋も成功させてしまう奇想天外な物語。(とっても簡単ですみません[あせあせ(飛び散る汗)]


とにかく阿部サダヲのテンションが終始高い!
すっごく疲れます[がく~(落胆した顔)]

前半、宝塚風のミュージカルまである。どーなってるの!?

って思ってたら、一応ちゃんとストーリーがあって、最後はハッピーエンド。っていう娯楽の見本みたいな作品です。

でもこの映画の成功は、脚本はもちろんですが、

芸達者な出演陣のおかげ。

コメディって簡単そうにやってるけれど、お笑い芸人じゃあるまいし、

笑わせようと思ってやる演技ってかなり難易度高いと思うんです。

伊東四郎や、堤真一、京野ことみ、みんなうまいです。

ジャパンには(何故か英語[たらーっ(汗)]
こんな素敵な文化があるんですよね~京都にまた行きたくなりました。

一度ご覧あれ。楽しいよ。[ハートたち(複数ハート)]疲れるけれどね。

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ヒース・レジャー・・・・・ [徒然日記]

ヒース・レジャーが急死してたんですね。。。。

さっき知りました。

ショック

ファンになりかけてたのに・・・。

まだまだ将来有望な俳優さんだっただろうに・・・・。

薬物の摂取が死因といわれてるそうです。

彼の出演作で見たのは

「ブローク・バックマウンテン」

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/22
  • メディア: DVD

「ブラザーズ・グリム」
ブラザーズ・グリム

ブラザーズ・グリム

  • 出版社/メーカー: ハピネット
  • 発売日: 2007/02/09
  • メディア: DVD
の2本のみでしたが、
どちらもなんとなく母性本能をくすぐられる危うげな感じが素敵でした。
危うげな守りたくなる感じは役柄ではなく、本人そのものから漂ってたのでしょうか。。。
彼が急死したことでその思いが強くなりました。
淋しいです。

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