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ホテル・ルワンダ [映画さくいん(ハ行)]

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

内容(「Oricon」データベースより)
愛する家族を守りたいという想いをきっかけに、1200人もの命を救った一人の男の実話を映画化した感動のヒューマン・ドラマ。1994年、長年続いていた内戦が終結し、ようやく平和が訪れようとしていたルワンダ。しかしある夜、大統領が何者かによって暗殺され、大統領派は対立勢力による犯行として、報復の大虐殺が始まる…。

 

随分前に観たのだが、何を書いてよいか分からなくて放置してしまった。

とても引き込まれる見ごたえある作品には違いないのだが、

実話ということで「良かった」という感想で終わりにしてよいのか悩んでしまったのだ。

黒人という人種が差別されることは知っているが、黒人の中でも種族の違いで争いがあるなんて

考えてなかった。

とても馬鹿馬鹿しいことだとさえ思ってしまうのだが、当の本人たちはアイデンティティーを賭けて

闘う。虐殺の嵐。

普通に家族と生活するという当たり前の生活が脅かされる。

主人公は差別する側の種族だが、妻は差別される側の種族であったことから、

彼の苦悩がはじまる。

彼ははじめ、家族さえ救えればいいと思っていたが最終的に多くの命を救うことになる。

救いたくて救ったというよりは成り行き上仕方なくといった感じだが、それでもやったことは

命がけで、やろうと思っても出来ることではない。

白人からみればまったく違いが分からない種族間の争い。

世界的なニュースになっても「大変だね・・・気の毒に・・・」とは思っても

そのまま一瞬で忘れ去られてしまう現実。

私もその一人だ。

こんなことがあったことすら恥ずかしながら覚えていない。

世界中のいたるところで起こってるであろう理不尽な虐殺、争い。。。

普段平和ぼけしてる生活では現実として実感することはない。

でも、こうして映画を観て感じたことを忘れずにいたい。

ドン・チードルの演技は素晴らしかった。

 


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おべんと(^O^) [徒然日記]

久々のキャラ弁☆

娘のリクエストでテレビアニメ「しずくちゃん」の

登場キャラ「ハニーちゃん」です

あんまり手先が器用ではないので、

普段お弁当も楽してる私・・・・

この程度のキャラ弁でも、

私にとっては力作なのです

とはいえ、もともとキョーミはないので極めるつもりもありません(料理は好きですけど)

これからも気まぐれ程度に作ります


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「フル・モンティ」 [映画さくいん(ハ行)]

フル・モンティ (ベストヒット・セレクション)

フル・モンティ (ベストヒット・セレクション)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: DVD

以前から観たかった作品。

 

チョ~楽しかった

笑えて、笑えて、時にジーンときて・・・大好きな一作になりました

:イギリス北部の町シェフィールド。6か月も失業していた絶望的な金欠男6人が、なんと「裸で金を稼ぐ」ことを思いつく。「フル・モンティ(すっぽんぽん)」で明るい未来をつかむことは、果たして可能か…?
   息子から「少しは父親らしくしたら?」と諭されるパツイチ・パパ。ベッドでアレができなくなったと落ち込んでいる太りすぎ男。妻に失業したと言えない上司などなど、さえない素人集団が女たちの気を引こうとする。失業という暗い話題を逆手にとって、思いっきり笑うことで活力を生みだす不思議なコメディー。『トレイン・スポッティング』のロバート・カーライル、『司祭』のトム・ウィルキンソンら、イギリス映画・演劇界の俳優たちが、個性豊かなキャラクターを生き生きと演じている。監督は新鋭ピーター・カッタネオ。(アルジオン北村)

決してかっこいいとはいえないオジサン(おじいさん?もいたりする)達が、ストリップで金を稼ごうと

する設定からして奇抜。

オジサンの裸など見たくな~い・・と思いつつ、このメンバー、みんな愛すべきオジサンたちなのだ。

家族のために、息子のために、妻のために・・・・・理由はそれぞれあれど、まったくの素人が、

ダンスのビデオを見ながら練習し、紆余曲折を経て無事(?)ストリップの舞台に立つ姿は

感動すらおぼえた。

大真面目にすっぽんぽんになる姿はほんとおかしくも哀しい。

そして、ところどころに笑いがちりばめられていてとてもセンスがいい。

ラストの「帽子を取らないで~」の歌詞が効いてる。

ちょっぴり落ち込んだときに観るといいかも。

元気になれます


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ご挨拶が遅れました (>_<) [徒然日記]

体調を崩し、更新せずしばらく放置してました・・・

きまぐれブログですが今年もよろしくお願いします☆

私事ですが昨年は災難にみまわれた1年でございました。

涙もいっぱい流しました。

ドン底も知りました。

今年は嬉し涙を流したいし、

笑顔の一年にしたいです。

もともとがマイナス思考のため、運を逃がしてる気もします。

今年はもっともっといろんなことに挑戦して前向きに動きたいな

みなさまにとってもよい1年となりますように・・・・


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2007年マイベストシネマ☆

・・・・なんてえらそうにいえるほど作品をみてないんですが・・・・

今年劇場で観た映画は

「ディパーテッド」

ディパーテッド

ディパーテッド

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/06/08
  • メディア: DVD

「ドリームガールズ」

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: DVD

「ダイハード4.0」

ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)

ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/11/07
  • メディア: DVD

「オーシャンズ13」

オーシャンズ13 特別版(2枚組)

オーシャンズ13 特別版(2枚組)

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/12/19
  • メディア: DVD

「グッド・シェパード」

「ALWAYS続・三丁目の夕日」

「ボーン・アルティメイタム」

 

の7本のみ

子育て中ですのでこんなモンです^^DVDならもう少し観たのですが。

この中でベストは「ドリーム・ガールズ」がダントツに楽しかったです!!

音楽も素晴らしいしホントに元気にさせてくれる映画でした。

「ダイハード4.0」や「ボーン・アルティメイタム」などシリーズものも期待以上に

楽しめました。

あまり観に行ける機会がないので、行くときは失敗のないようにかなり

吟味していくので、そのほかの作品も悪くなかったのですが、「ALWAYS~」

だけは、時間が経ってみるとちょっと期待はずれだったかな?という気持ちのほうが

強くなってきてます。宣伝がすごかった分、期待も大きかったんですよね。

来年度はもう少し邦画を観ようかな、と思ってます。

でももう不治の病もので勝負するのは正直やめてほしい。

感動って死に絡ませるだけで得られるというほど単純じゃないから。

 

でも映画ってホントにいいものですよね^^

大好きです

 


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ボーン・アルティメイタム観ました♪ [映画さくいん(ハ行)]

試写会、鑑賞券、応募するも全滅でしたので、やっと映画の日初回観て来ました♪

ほんとなら今頃3回目くらいのはずだったのですが・・・。

マット・ディモンのヒットシリーズ第三弾です。

:ストーリー CIAの極秘プロジェクト「トレッド・ストーン計画」によって、暗殺のスペシャリストに
鍛え上げられたジェイソン・ボーン。記憶を失い、自分が何者かを探すためにボーンはモスクワを
さまよっていた・・・・。パリ、イギリス、スペイン、モロッコ、そして最終目的地、ニューヨークまでの
ボーンの死闘を描く。

期待を裏切らずとっても楽しめました~正直いって、前作「ボーン・スプレマシー」は退屈だったんです。アクションは、多かったですけれども、内容がないような気がしてて・・・・。

でもこの「ボーン・アルティメイタム」でやっとつながり、前作も意味のあるものだったんだと

思えるようになりました。途中までは前作のラストシーンまでの間の出来事ですし。

パメラ・ランディ役のジョアン・アレンが前作より老けてるのが少し、気になりましたが、実際は3年経過してるし、仕方ないですね。

とにかく撮り方がクールです。技術的なことはよくわかりませんが、カット割?もしゃれてるし、

終わり方がイイ。マットは来日会見で、リップサービスなのか、続編の可能性も匂わせていましたが、

私はこれで終われば最高だと思いました。センスのいい終わり方だと思います。ニッキーの笑みもいい。

今回は悪役(?)陣も魅力的だったと思います。CIA対テロ極秘調査局長役のデヴィッド・

ストラザーンに大人の男の色気を感じました。

 

最初はマットがアクションなんて・・・・って思ってましたが、このボーンシリーズに限っては

実際にも明晰な頭脳をもつ彼だからこそハマッた役柄で、今ではジェイソン・ボーンは

マットしか考えられません

スミマセン、べた褒めで^^

ただしひとつ注文をつけるなら・・・・

中盤だんだんボーンが「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンに見えてきてしまって

「フツー死ぬでしょ!?」ってつっこみたくなってしまいました・・・・。

そして、ボーンが闘う相手がかなり若くなっていて、どうしてもボーンより強そうにみえてしまう。

続編が出来たら、ボーンが敵と闘って勝つことにかなり無理がでそう。

なので、ほんとに今回で完結してほしいです。

ともあれ、このシリーズの大ヒットで、マットの知名度があがったこと、

日本でもファンが増えたであろうことは、ずっとずっと応援してきたファンとして

とても嬉しいことです。

あと何回観に行けるかしら・・・・

初めてこのシリーズをご鑑賞される方は、DVDで過去作品2作を観ておいたほうが

良いと思います。


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サイダー・ハウス・ルール [映画さくいん(サ行)]

サイダーハウス・ルール

サイダーハウス・ルール

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: DVD
「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督の作品。
 
:アメリカ メイン州の孤児院で純粋無垢に育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、院長のラーチ医師(マイケル・ケイン)がひそかに行っている堕胎手術を受けに訪れたキャンディ(シャーリーズ・セロン)にひかれ、孤児院を飛び出してリンゴ園で働くことに。そこで彼はさまざまな人生の喜びや哀しみを体験していく…。(アマゾン紹介文より)
   

トビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン、今はかなりビッグになりました。
孤児院で育った主人公が、世の中に出て行って生きていくうえでの「ルール」を
体験によって学んでいく・・・・。とてもいいお話です。好きです。
あこがれていた孤児院の外の世界は、
彼が想像していたよりもずっと過酷なものだった・・・。
院長は彼にあとを継いでほしいと願っていましたが、彼の選択を応援し支えます。
さまざまなエピソードが淡々と描かれ、美しい景色が観るものの心を癒してくれます。
明快なメッセージというものはありませんが、どう感じるかは受け取り手に任せる、という
「ギルバート・グレイプ」に通じたものを感じます。
 
かなり好きな映画のひとつですが、とっても個人的なひとつ欲を言わせていただきますと、
トビー・マグワイアがタイプじゃない・・・・・・
好みの俳優が演じていたら、
間違いなくマイベスト10入りなんですけどね・・・・^^

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カシオペアの丘で 上・下 [重松 清の本]

カシオペアの丘で(上)

カシオペアの丘で(上)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/05/31
  • メディア: 単行本
 
カシオペアの丘で(下)

カシオペアの丘で(下)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/05/31
  • メディア: 単行本
ファンである重松氏の最新作ということでとても楽しみにしてました。
しかし・・・後悔!
私のダイッ嫌いな病気の話。
シマッタと思いましたが、あとの祭り。とりあえず最後まで一気に読みました。
 
:北海道のとある都市の幼なじみの4人の物語。その4人が成長し、
  それぞれの道を進んでいたが、幼なじみの一人、シュンの発病、
 そしてある事件がきっかけで、それぞれの友人、家族を絡めて4人の人生が
再び交わって・・・・
 
正直いって期待はずれの作品でした。
病気ものが苦手なのもあります。
病気はフィクションとは思えないので(自分の身にもありうることなので)
どうしても読むのが辛くなってしまうからです。
でも、それをさし引いても、本作は重松作品にしてはちょっと異色というか
かなり凡庸な作品だと感じました。
 
4人のなかに紅一点女性がひとり。
男3人に想われて40代にもなって南ちゃんみたいでつまらない設定。
お約束の末期ガンで余命わずかの設定。
過去の過ちに残りの人生をかけて許しを乞う、という設定。
 
どれもなんだかとても平凡だったのでどこかで盛り上がるかと期待して
読んだのですが、ひとつも心に残るエピソードが入りませんでした。
なのでかなり辛口感想になってしまいました。
 
生と死をからめて描くと、どうしても感動する、させる、という安易な感じがして
よほどの描き方でないともう胸を打たれなくなってます。それだけ世の中に
病気、死がらみの作品があふれてます。
ダイッキライです。安易過ぎる。
自分の身におきかえてしまう。
そうすると、
こんなにきれいなもののわけがないって思ってしまう。
 
北海道出身なので、炭鉱のこととか、わかるわかるっていうエピソードはありました。
それだけがちょっと興味深かった。
 
次回作に期待。

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ALWAYS ~続・三丁目の夕日 [映画さくいん(ア行)]


最初、続編が作られると聞いたときは正直、がっかりしました。

私の中であれは完璧な終わり方でしたので、「ヒットに乗じて商魂たくましいなぁ・・・」と思ったのです。

だから続編は見るつもりはありませんでした。

でも・・・

前作は劇場で観ました。そして先日テレビで放送されてました。

劇場で観たときほどの感動は得られませんでした。

なぜか。

個人的な意見ですがあの作品は劇場で観客がどっ沸いたり、すすり泣きしたりする

のを聞いて観るからこそ楽しめる映画だと思います。

テレビではその良さは伝わらない。

だから続編も、劇場で観なければ正しい評価ができないな・・と思ったのです。

なので行ってきました。


:ストーリー

前作から4ヵ月後の昭和34年春、黙って去っていったヒロミを想いつつ淳之介と

暮らす茶川の元に川渕が淳之介を連れ戻しにくる。

人並みの生活を条件に淳之介を預かった茶川は、ヒロミに一人前の自分を

見せたいという思いもあって芥川賞に挑戦する。一方、

鈴木家には新しい家族が・・・・・。(TV タロウより引用)


冒頭からちょっとウケ狙いすぎ?という感じでシラケました

でも観客はほぼ満員で、笑い声があちこちに響き心地よかったです。

登場人物のキャラは前作よりパワーアップして

より濃くなっています。ちょっとやりすぎ、ストーリーも前回、きっとこうなるんだろうな・・・と

観客が想像した域を超えておらず、ご都合主義の展開にもかなり不満が残りました。

でも、音楽は好き。そしてなによりあの風景が好き。

まだ生まれてなかった頃だけど無性に懐かしい。

不思議な魅力をもった映画です。

 

前回気になってた小さなエピソードの続きが見られます。

氷売りのおじさん。冷蔵庫が普及して職を失ってたみたいだけど、

アイスキャンデー売りで復活してました。俳優さんも同じひと。細かいですね^^

登場人物も多いので、それぞれ共感できる人が違うのではないでしょうか。

私はたくま先生が気になります。前回はたくま先生のシーンで大泣きしました

今回はよき相棒ができたみたいで良かったです。

私が観たときは50代~60代のひとが多かったですけど、きっと世代がどんぴしゃのひとは

たまらないでしょうね。。。。。私ですらいい時代だなぁ・・・・って感じたのですから。

わたしは昭和50年代を東京で子どもとして過ごしましたが、その頃もまだ商店街が元気で

この映画のような風景が残っていました。なので本当に懐かしかったです。

2時間超とけっこう長いですが、エンドクレジットが流れると名残惜しいような

もう少しこの3丁目の住人たちと一緒にいたいような不思議な気持ちになりました。

ストーリーだけでいうならば決して前作を超えているとはいえませんが、他の映画とはちょっと

趣が違う、映画館でわいわいしながらみんなで楽しむ映画ではないでしょうか。

ラーメン博物館や、台場1丁目商店街に行きたくなってしまいました

追記:須賀健太くんはおっきくなりすぎ^^

 


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ブロンクス物語 [映画さくいん(ハ行)]

ブロンクス物語

ブロンクス物語

  • 出版社/メーカー: マクザム
  • 発売日: 2004/03/21
  • メディア: DVD

「グッド・シェパード」つながりでデニーロ監督の作品をもうひとつご紹介。

チャズ・パルミンテリの一人芝居をもとにした物語。

60年代のブロンクスを舞台に、さまざまな葛藤の中で成長をとげていく少年の物語で、

チャズ・パルミンテリはマフィアのボス、デ・ニーロは少年の父役で出演もしています。


:少年はブロンクスの貧民街で父親と暮らしている。汗水働いても貧乏暮らしの父と

比べ、少年はマフィアのボスがまぶしく映り、実の父のように慕うようになっていく・・・。

そんなある日、少年は黒人の少女に一目ぼれ。そこからが事件の始まりだった・・・。


少年役の子役とデ・ニーロがよく似ていて、本当に親子のよう。

そして、ギャングと少年の不思議な擬似親子関係、

黒人少女との恋、

人種が入り乱れるブロンクスという街社会の日常が淡々と描かれています。

思えばいつも何気なく観ているハリウッド映画は、白人は白人で、

黒人は黒人同士で、恋愛をしてる。夫婦もだ。

あれだけ人種が入り混じっているのに、白人と黒人の恋愛はないのか?

と少し違和感を覚えていました。

そんなにありえないことなんだろうか・・・?

日本にいるとあまり意識しないが、

アメリカは人種に対しての差別意識が根強くある。

この物語でも、そのあたりがかなりリアルに描かれています。

華のある俳優はデ・ニーロ以外ひとりも出ていないけど、

それがかえってよくて、

素朴な作品に仕上がってます。


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グッド・シェパード [映画さくいん(カ行)]

映画の日に観てきました♪

10月20日公開だったのにもう終わりそうだったので・・・・

2時間47分と相当長いですから、これから見に行く方は飲み物をとらないことをオススメします^^

私は途中からトイレに行きたくなり辛かったので

でもって軽く予習して行くほうが入りやすいかな?と思いました。

難しいので復習も必要かも・・・・。でももう一度観る気力はありませーん・(×_×)・

ストーリーも1939年から1961年までの20数年もの間をいったりきたりして展開するので

ひとことでは説明できないですが、とても丁寧にリアリティをもたせて描かれているのは

伝わってきました。しかしその分、盛り上がりに欠け、エンターティメント的要素は皆無です。

したがって、この映画は「分かる人には分かってもらえる、俺の伝えたいこと!でも

分からんひとには分からなくて結構」的なロバート・デ・ニーロ監督の叫びが聞こえてきそうです。

私は2時間47分ほぼ出ずっぱりのマット君を堪能できましたから満足です終始無表情のむっつり顔

アンジー姉さんに誘惑されて妊娠させてしまい、

                      恋人を捨てて結婚。

最初は生き生きしていたマーガレットは愛のない結婚生活に 

                      神経をすり減らしてやつれていく・・・・・。

息子は愛しているが・・・・ラストで苦渋の選択を迫られる。

エドワードのキャスティングははじめ、レオナルド・ディカプリオで考えてたそうです。

確かに、レオ君のほうがはまりそうです。レオ君で観たかった気がするし、その方が注目された

作品になったかも。マットもすごくいいんだけど。主演をはる華としてはレオナルド・ディカプリオかな、と。

でもどっちも童顔なので、20年の月日を演じるのはちょっと厳しいな・・・・と思いました。

最後のほうはマットと息子が親子にみえなくて。あと、時代が行ったり来たりするのですが、

あまり歳をとってるように見えないのでいつの時代か分かりにくい。

脇を固めるひとたちがそれなりに変化してたのでようやくついていったという感じです。

とても細部にこだわってよく出来ている作品。だけど、一般受けはしないだろうな・・・・。


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椿山課長の7日間 [映画さくいん(タ行)]

椿山課長の七日間 デラックス版

椿山課長の七日間 デラックス版

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/06/08
  • メディア: DVD

 

原作がほんっとに面白かったので(記事にも書きました)、映像だとどんなふうに

なるのか興味があったので観ました♪

 

うーん、やっぱり原作の面白さに比べると劣るなぁ・・・・

というのが正直なところですが、それでも笑えてなかなか良かったです

なにが良かったかというと、キャスティング。

椿山課長の西田敏行さんは、ほかに浮かばないほどぴったり。

妻の浮気相手に沢村一樹さん。これまたイメージどおり。

課長の愛すべき息子は売れっ子子役の須賀健太くん。

課長と一緒に現世へ帰る男の子(現世では女の子の姿に)に志田未来ちゃん。

そして課長の同期の女性に余貴美子さん。(個人的にはこれが一番良かった)

あげればキリがなり豪華キャストで、おなかいっぱい。


<ストーリー>アマゾン紹介文より
社運をかけたバーゲンセールの真っ最中、勤務先のデパートで脳溢血のため突然死した椿山課長(西田敏行)。やり残した仕事や愛する家族、21年分が未払いの住宅ローン……あまりに未練がありすぎてこれじゃあ死んでも死にきれない!しかし、天国と地獄の中間地点にある中陰役所で、三日間だけ現世に戻ることを許された椿山は、正体がバレないように生前とは似ても似つかない絶世の美女、和山椿(伊東美咲)となってよみがえる。「あの世」から「この世」に舞い戻った椿山は、家族の秘密と親子の愛情、そして秘められた想いを初めて知る。椿山と同様に、殺されたヤクザの親分・武田もまた三日間だけのよみがえりを許される。美貌のヘアスタイリスト・竹内へと姿を変えて……。そして彼もまた、自分が殺された謎を追っていくうちに、生きている間には知りえなかった、仲間たちがよせる信頼と愛情、絆の深さにあらためて気づかされるのだった―。


伊東美咲さんも、キレイだけど演技ヘタだなぁ・・・って今まで思ってましたが、

けっこう頑張ってました。椿山課長と似ても似つかぬ姿で現世に戻るんだから、ぴったりですね。

結構長いけど、それでも原作のエピソードをだいぶ削ってました。

ラストもちょっと変えてあります。

ファンタジーなので、映像にすると少し頭が冷めてしまうところがたまにキズですが、

11月8日にテレビ東京でも放映されるようなのでぜひ観てみてください



 


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いまを生きる [映画さくいん(ア行)]

いまを生きる

いまを生きる

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD

90年代前半はロビン・ウィリアムズが好きでした・・・。

この作品は彼の出演作の中で好きなもののひとつです。



  ストーリー:(相変わらずコピペです。ストーリー説明は苦手なのでお許しを)

 1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めためた気持ちで日々をやり過ごしている。そこに同校OBの教師キーティング(ロビン・ウィリアムス)が赴任してくる。マジメ腐った詩の教科書を破り捨てさせ、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教えるキーティング。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。だが、彼らの前に厳しい現実の壁が立ちはだかる…。


金八先生を思わせるカリスマ性のある教師役を熱演してます。こんな先生が

いたら子どもはこれから経験するであろうさまざまな壁にぶつかった時、

乗り越える術を学べるのに・・・・

ただあの学校に合わなかったのです。進学が全ての名門校には・・・。


イーサン・ホークはとてもナイーブな情けな顔で生徒役で出演。

この映画のキーパーソンになる人物です。

途中悲しい出来事も起こりますが、

彼が最後に見せてくれた勇気・・・。

これからに希望がもてるラスト・シーンは感動的です^^


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「定年ゴジラ」 [重松 清の本]

定年ゴジラ (講談社文庫)

定年ゴジラ (講談社文庫)

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 文庫

 久々に読書。

定年したオジサンの話かぁ~うーん興味ない・・・

と思い、なかなか手が伸びなかった本。

しかし、読んでみると・・・面白い。一気に読みました。

近年の重松作品は、少々シリアスなものが多いですが、

これはコメディとしてもいける、クスクスっと笑ってしまう場面も多くありました。

もちろん扱うテーマはなかなかシリアスなのですが、

登場人物が皆、個性的で憎めない可愛いオジサン方で。


30年前に開発されたニュータウンに住む定年を迎えた山崎さん。有り余る時間をもてあまし

途方に暮れる。そんな中、先に定年を迎えていた町内会長や野村さん、藤田さんという

散歩仲間が出来る・・・・。


町内会長は二世帯同居で姑・嫁問題に悩まされ、

野村さんは長い単身赴任生活から家族の元に戻り、家の中で浦島太郎状態。

それぞれおかれてる環境は安泰とはいえないのですが、なぜか軽い感じがする。

重松さんがまだ30代だった頃の作品だからでしょうか。やけに若若しいのです、彼ら。

会話も元気だし。

私には定年迎えて数年たってる義父が居ますが、こんなに元気じゃないです。

抜け殻になってしまってます。

だから、いろいろ試行錯誤しながらも、熱中できるものを見つけようとしたり、

新しいことに挑戦してみたりするこの4人のおじ様がたは

「なんかいいなぁ・・」

と思うのです。

それぞれの会社でそれなりの地位にいた人たちですが、

定年になって肩書きがなくなって、すぐにご近所さんと仲良くお酒飲んだり散歩したり、

人懐っこい。

普通なかなか出来ないのではないでしょうか。

仕事で人生の半分以上を費やして、その後の人生を「余り」として

ただ抜け殻のように過ごすなんてもったいない。

第二の人生も謳歌しなくちゃ。

 

 

 

 


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リトル・ミス・サンシャイン [映画さくいん(ラ行)]


リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ミス・サンシャイン

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/06/02
  • メディア: DVD
一年遅れでやっと観ましたすっごくすっごく期待してしまったので、
前半の食卓のシーンはちょっと退屈でした・・・・。でもそれは最初入り込めなかっただけで、
観終えたら気分爽快の期待を裏切らないいい作品でした
 
キャスト&スタッフ
オリーヴ…アビゲイル・ブレスリン
リチャード…グレッグ・キニア
ドウェーン…ポール・ダノ
グランパ…アラン・アーキン
シェリル…トニ・コレット
フランク…スティーヴ・カレル

ストーリー(アマゾン商品説明よりコピー):
田舎町アリゾナに住む9歳のオリーブ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーブ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!

なんといってもキャストが最高!
スティーヴ・カレルのゲイの叔父さんもハマッてるし、
キレたおじいちゃんも憎めない。
変わり者の兄も実は妹思いの優しいところがあるし、
父親役のグレッグ・キニアも母親のトニ・コレットも熱演。
 
トニ・コレットは映画によって別人に見えます。スティーブ・カレルもだけど、
芸達者な役者さんです。
何にでてもトム・クルーズに見えてしまうひととは大違いですね。(それはそれでいいのですが)
 
そしてなんといってもオリーヴ役のアビゲイル・ブレスリンちゃん
愛らしい等身大の女の子をぴったり演じてます。
 
途中で怖気づいたオリーブに、「おまえは負け犬なんかじゃない。負け犬は挑戦しない奴のことだ。」
「おまえはかわいいよ」と勇気づけたおじいちゃん。このシーンはホロリときました。
愛の映画です。みんながオリーブを想って最善をつくしてあげようと奮闘する。
家族それぞれ表現の仕方は違えど、根底には愛があります。
 
まだティーンにもならない女の子をミスコンで競わせ、不似合いな色気をださせて
優劣をきめるアメリカのミス・コンテストをクソくらえ!と批判するメッセージは
痛快で小気味いい。
あの踊り(笑)サイコーでした
 
行きはバラバラだった家族が帰りには一つになっている。
これから先も決して問題がないわけじゃないけど、
黄色いワゴンが走り去るころにはさわやかな風が吹いているような
心地よい気分にさせられました。
 
 
 
派手さはないけれど、心がぽっと温まる、そんな作品でした。



 

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